「ジャパン・ロケーション・マーケット 2009 地域映像コンテンツ創造セミナー in 北海道」実施レポート

去る 7 月 13 日、札幌コンベンションセンターにおいて、経済産業省主催ジャパン・ロケーション・マーケット 2009 地域映像コンテンツ創造セミナー in 北海道」に協力会社として参加しました。
当日は 168 名の方々が参加され、大盛況のうちに終了いたしました。

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行政関係者、観光業、フィルムコミッション関係者など多くの方が
来場されました。

イベントの冒頭では、主催でもある経済産業省 吉川貴盛氏から、2015 年までにコンテンツ産業を 20 兆円産業に育て上げる経済産業省としての意気込みと、豊富な資源を有する北海道内のコンテンツ産業発展が北海道経済の発展につながるよう官民をあげて盛り上げていけるよう期待を込めたメッセージが提示されました。

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経済産業副大臣 吉川貴盛氏からの開会の挨拶

北海道を舞台にした映画『非誠勿擾』のヒットの影響で、2008 年末より多くの中国人観光客が押し寄せました。この北海道ブームを題材として、一過性のブームではなく、官民一体の連携の中で必然的に生み出していけるような体制作り、仕掛作りについて多様なパネリストの方々の間で活発なディスカッションが行われました。

北海道の観光誘客内容・事業について岩月氏より紹介があり、中国インバウンド市場について、訪日中国人旅行者の推移は倍々の勢いで増え、平成 20 年度には道内では5万人が見込め、来年度は 10 万人、20 万人、40 万人も夢ではないという説明がされました。

また、このヒット映画が日本にもたらした効果について、ロケ地の一つの舞台となっているヒナノザのホテル代表の大西氏より現状を説明いただきました。中国人観光客が昨年度に比べ 64 倍の 1,517 人が宿泊され、新型インフルエンザの影響がなければ 157 倍の宿泊者が見込めたと紹介がありました。

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国土交通省北海道運輸局企画観光部長 岩月理浩氏
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鶴雅グループ(株)阿寒グランドホテル 代表取締役社長 大西雅之氏

日本政府観光局 北京観光宣伝事務所の柏木氏より、北京で見た北海道ブームについて紹介がありました。日本政府観光局のHP にロケ地の写真貼り付けロケ地情報第一号として掲載されたなど、非常にタイムリーに、且つ楽しんで盛り上げられた官民一体となった例を紹介されました。

日本語を勉強したきっかけが、高倉健さん映画と「おしん」であった百度(Baidu)の陳氏より、中国でプロモーション活動について、メディア戦略の重要性をご紹介いただきました。
中国検索のマーケットシェアの7割を占めている Baidu.com を使ったプロモーション活用についてと、日本の地域情報を中国へ発信する際に効果的なローカライズの方法について等紹介されました。

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日本政府観光局(JNTO) 北京観光宣伝事務所 所長 柏木隆久氏
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百度中国公司 駐日首席代表 陳海騰氏

JFC(ジャパンフィルムコミッション) の井上氏から、第二、第三の『非誠勿擾』を生み出すため、アジアにおける北海道の豊富な地域コンテンツとしての優位性の紹介と、そのポテンシャルを理解し、保全し、そしてしっかりと分析をし狙いを定めてメディア戦略などでコントロールしていくことが重要であると説明されました。

最後にパネリストから一言ずつ、受け入れ体制の柔軟化、PR 活動の強化など、それぞれのフィールドの中で感度を上げていきたいという前向きなメッセージが発せられました。

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ジャパン・フィルムコミッション事務局長 井上俊彦氏
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パネリストの方々

参加社の方々からも具体例を挙げた官民一体の取り組みについて参考になったとの声が多くあがり、非常に有意義なセミナーとなりました。